司法試験とは、合格すれば、法曹(弁護士、裁判官、検察官)になれる試験です。
正確に言うと、司法試験に合格してから、1年間の司法修習に行き、司法修習修了試験(俗にいう2回試験)に合格し、
弁護士なら、登録希望の弁護士会への登録
裁判官や検察官なら、登用されることが必要です(公務員のため)。
司法試験は、4日間にわたり行われる過酷な試験です。
(筆者は、現代の「科挙」と考えています。科挙は、中国でかつて行われた官僚登用試験です)。
司法試験だけでも、難関試験なのですが、実は司法試験を受験するためには、
資格がいるのです。
(どんな複雑な構造だ。。。)
その資格を得るための方法は、
①予備試験に合格すること
②法科大学院(ロースクール)を修了すること
のどちらかになります。
どちらかの方法で資格を得ると、5年間に5回司法試験を受験する資格を得ることができます。
予備試験と法科大学院(ロースクール)については別記事で解説しましょう。